ショッピング広告と無料リスティングでの配送日表示とShopify連携時の注意点
2023年ごろから、無料リスティングとショッピング広告にお届け日数が表示されるようになりました。クリスマスシーズンや誕生日など、お届け日が重要となる時期には特に大きな影響を与えます。

正確な配送日情報を提供することで、お客様は商品到着までの待ち時間を把握でき、購入の意思決定に良い影響を与えます。
しかし、何も設定していない場合、配送日が表示されないだけでなく、誤った日数が表示されることもあります。そのため、正確な設定をすることが重要です。
また、Shopifyを利用している場合、連携方法によっては、設定内容が消えてしまう場合があります。この記事では、その注意点についてもお話しします。
配送方法の設定については、公式ヘルプを参考にしてください。
Shopifyで連携している場合の注意点
Google & YouTubeアプリを使用して連携している場合、設定に注意が必要です。
このアプリで配送設定を「配送情報を自動的にインポートする」にしていると、Merchant Centerで設定したお届け日数の設定を上書きしてしまい、このような内容になってしまいます。

Shopifyの設定方法
Google & YouTubeアプリで「Google Merchant Center で配送情報を手動で設定する」に変更することで、上書きされなくなります。
ただし、この設定にすると、送料などの配送情報が自動で更新されなくなるため、配送情報を変更する際は、Merchant Centerの設定も変更する必要があります。

予約・入荷待ち商品がある場合の対応
予約商品や入荷待ち商品がある場合、何も設定していないと標準のお届け日が表示されてしまい、誤った情報を伝えることになります。
属性ルールや補助フィードで在庫状況をpreorder
やbackorder
に上書きすると、配達日時が表示されなくなります。
在庫状況 [availability] - Google Merchant Center ヘルプ
在庫状況 [availability] 属性を使用すると、ユーザーと Google に対し商品の在庫の有無を知らせることができます。
また、preorder
やbackorder
を設定する際は、availability_date
も指定してください。
入荷予定日 [availability_date] - Google Merchant Center ヘルプ
入荷予定日 [availability_date] 属性を使用すると、予約商品または入荷待ち商品が配送可能になる日付を購入者に知らせることができます。
注意: これは2024年10月23日現在の仕様であり、今後変更される可能性があります。
このように、適切な設定を行うことで、正確な情報を提供できます。ぜひ、自社の状況に合わせて設定を見直してみてください。